UQ mobileを契約したので、契約するまでの経緯と契約した時の模様をメモ。
モバイル回線はこれまでIIJmioのみを使ってきており、これで困ることは特になかった。強いて言うならばピーク時間帯(平日12時台とか)の著しい通信速度低下というのもあるけれども、「MVNOってこんなもの」と割り切って使っており、問題視はしてこなかった。
そんな状況が一転してUQ mobileを契約する契機になったのは、アマゾンのタイムセールにつられて、不覚にもAterm MR04LNクレードルセットを購入してしまったため。購入価格(17980円)は、Aterm MR03LNクレードルセット購入時の価格よりも安く、誘惑に負けて購入してしまった次第。
Aterm MR04LNはマイクロSIMが2枚挿入できるようになっており、どちらもLTE対応になっている。1番目のSIMスロットには当然IIJmioのSIMを入れるとして、2番目のSIMスロットを空けたままにするのもなんなので、というかSIMスロットがあると何かSIMを入れたくなるのが人情、ということでau系のMVNOであるUQ mobileのSIMを入れることにした。モバイル回線の冗長化にもなるし。
au系のMVNOとしては、UQ mobileの他にもmineoがあるけれども、ネット上でスピードテストの結果等を見ていると、UQ mobileの方がよさそうに思えたこと、「UQ mobileはMVNOの扱いだけれども、もしかして、実際の通信経路はMNO契約(キャリア契約)のSIMと大差ないのでは?(POIを介してMNOとMVNOをつなぐ経路ではなく、MNO回線に直結なのでは?)」との興味・好奇心もあって、UQ mobileの方を契約することにした。
ここからUQ mobile契約の話になる。UQ mobileを契約するには、ネット上で申込してSIMカードを送ってもらう方法、家電量販店でパッケージを購入してネット上から契約してSIMカードを送ってもらう方法、家電量販店の店頭で契約・即時開通してもらう方法の3種類がある。今回は、ヨドバシカメラの店頭で契約・即時開通してもらうことにした。即時開通なので、SIMカードはその場で持ち帰ることができる。
さっそくヨドバシカメラに行って、UQ mobileのコーナーを探すけれども、見つからない。格安SIMのコーナーに行くと、IIJmio、OCNモバイルONEなどの案内や購入用の札はあるものの、UQ mobileのものは見当たらない。仕方ないのでUQ Wimaxコーナーの人に「UQ mobileの契約をしたい」旨告げると、UQ Wimaxの契約カウンターへ案内される。UQ WimaxとUQ mobileって、まったく別のブランドだと思っていたけれども、あまり関係なさそう。
使用回線はau 4G LTE回線のみで3G回線には未対応であること、料金プランなどの説明のあと、使用機種を訊かれたので「ルーターです」と答えたら、「Aterm MR04LNですか?」と訊かれた。「さすがヨドバシの店員!」と感心すると同時に、嬉しくなってしまった。よくわかっている店員さんが対応してくれるのがヨドバシの素晴らしいところ。
申込書に記入して、本人確認をした後、店員は別コーナーへ行って申込手続き、SIMの開通手続きをする。この間およそ10分ほど。戻ってきた店員から、さっそくSIMカードを渡される。
まぎれもないauのSIM。わざわざ「MVNOサービス用」となっているのは、au本家契約者用のフリーダイヤル番号等の記載を省略したからなのではと思う。実際、「お問い合わせ先:ご加入いただいたサービス提供事業者へ直接お問い合わせください」となっているので。思えば、IIJmioのSIMカード(ドコモのSIM)の場合は、ドコモ契約者用の電話番号のところにシールを貼って目隠しをするなどしてあったし。
IIJmioとUQ mobileのスピード比較、特に平日12時台に代表されるピーク時間帯のスピードテストを行って、その結果は後日レポートする予定。WAN側に払い出されているIPアドレスを調べることで、接続形態を推測できないか試してみようとも思う。