秋葉原でジャンク品のRT107eとRTX1100を購入した。
秋葉原でジャンク品のRT107eとRTX1100を購入した。特にRTX1100は発売当時は定価10万円超のもので、Gigabit-Ethernet未対応などスペックは最新ではないものの、LANインターフェースが3つあり、RTXシリーズの豊富なコマンドで遊べるという点で申し分なし。
ヤマハのルーターにはシリアルポートが付いており、初期設定、特にIPアドレス関連の設定をする時はシリアルポート経由でつないで設定した方が、設定途中で接続が切れる心配がなくラクなのだが、今回はIPアドレスなしのルーターにTELNETでログインするという記事に触発されて、LANケーブルでつないで初期設定を行った。特に工場出荷状態でIPv4アドレスが設定されていないRTX1100で重宝する方法。
一言でいうと、ルーターのIPv6リンクローカルアドレス宛にTELNETしてログインするというもの。リンクローカルアドレスはEUI-64形式になっておりMACアドレスから求められる。
(1)ルーターのLAN1のMACアドレスを調べる。ルーターの底部にMACアドレスの書かれたシールが貼られている。
(2)MACアドレスから、EUI-64形式のリンクローカルアドレスを計算する。例えばMACアドレスが「00-11-22-33-44-55」なら、リンクローカルアドレスのインターフェースID(下位64ビット)は「02-11-22-FF-FE-33-44-55」となる。プレフィックス(上位64ビット)は「FE-80-00-00-00-00-00-00」なので、ルーターのEUI-64形式リンクローカルアドレスは「FE80::211:22FF:FE33:4455」となる。
(3)ルーターのLAN1とパソコンをLANケーブルでつないで、下記コマンドでログインできる。
telnet FE80::211:22FF:FE33:4455
[参考にした記事]
http://webdev.seesaa.net/article/207404381.html
http://wandaroid-labo.blogspot.jp/2013/01/yamaha-rtx1100.html