IIJmio-SIMのバンドルクーポンが4月から増量されることが発表された。ミニマムスタートプランは2GBから3GBに、ライトスタートプランは4GBから5GBに、ファミリーシェアプランは7GBから10GBに、それぞれ増量される。
まず、IIJが率先してサービス内容を向上させていること自体に非常に好感を感じる。自分が最初にミニマムスタートプランを契約した時はバンドルクーポンなしの最大128Kbpsだったのが、あれよあれよというまに500MB、1GB、2GB、そして今回3GBに増量されて、びっくり。
増量の背景としては、ドコモ接続料の値下げを見越してのものなのだろうけれども、それ以外にもライトユーザ(バンドルクーポンを使い切らないユーザー)の増加もあるのではないかと思う。いつのIIJmioミーティングだったか忘れたけれども、バンドルクーポンはある程度使い切らないユーザーが出ることを見越しての商品設計になっているとの話を聞いたことがある。追加クーポンやクーポンカードのMB単価がバンドルクーポンよりも高くなっているのは、追加クーポンやクーポンカードは使い切るユーザーが多いからとの話だったと思う。
ドコモMVNOのもうひとつの雄、OCNモバイルONEがどう対抗してくるか、およびMVNEがIIJのDMM mobileがどのような動きを見せるかが気になるところ。特にDMM mobileの10GBプラン(データSIMのみで3680円/月)は、価格面での魅力がなくなってしまっており、どのように対抗してくるかが気になる。